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敬老の日
今日もいつものように、行きつけのスーパーでお店の食材を買出し。
かごに入っているあれこれを袋に詰めていると、同じテーブルで親子らしき二人が、やはり袋に詰めだした。80代位のおばあちゃんと50代後半位の息子さん。おばあちゃんはかごから袋に詰めず、ごにゃごにゃ言いながら買ったお寿司やらお惣菜やらをテーブルへ広げ出した。息子さんが、

「あぁもう、お店広げて・・・」

ププッ。つい笑ってしまった。私が笑ったのが分かったのか、息子さんが私の方をチラッと見た。たぶんおばあちゃんは自分なりに、つぶれないように、うまく袋に入れられるように、テーブルに広げて確認しながらやりたかったんでしょうね。そしてそれを息子さんが「お店広げて」と、叱るでもなく呆れた感じで言ったのが、私のツボに入った。それが何だか微笑ましくて、つい笑っちゃった。

そう言えば昨日は「敬老の日」でした。私の小さい頃は、もう65歳位を過ぎると「お年寄り」という雰囲気だったような気がしますが、今は70歳を過ぎてもピンピンしている人がたくさんいます。老人福祉関係の仕事に10年近く携わっていたからか、自分や夫の親の老後、そして自分の老後のことをよく考えます。老人ホームに勤めて思い知ったことは、

「元気な時にいかに親子関係を良好に保っていたか」

これに尽きます。どんなに体が動かなくなっても、ボケボケにボケちゃっても、それまでの信頼関係で何とかなる。確かに何でも出来た自分の親が、自分のお下のことも出来なくなれば動揺するでしょう。だけど割り切りと知恵と工夫で、自宅で介護していた方々をたくさん見てきました。私も出来れば自宅で介護したい。夫の両親はすぐ隣に住んでいて、まさに「スープの冷めない距離」。下手すれば熱々スープ。私の両親も自転車で10分以内の所に住んでいるので、何とかなりそうだ。

なーんて、いろいろシュミレーションしたり。いよいよ超高齢化時代です。自分自身も健康でいなければなぁ。
by eririn-mojo | 2005-09-20 19:19
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