昨日の話。
洋服ダンスを覗いて「何着てくかな~」とその時、茶色のスカートの上に直径5cmはある大きな蛾がじっと停まっているのを発見!!
「昭ちゃーん、ちょっとー。」
夫を呼ぶ。もちろんティッシュなんかで軽く捕ってくれるかと思いきや、彼はそれを見るや否や「あれあれ」とか言いながら、その場を立ち去ろうとする。駄目だ、我が家の男で頼れるのはアンちゃん(茶トラの飼い猫)しかいない。
「アンちゃん連れてきて」
夫は「はいはい」とアンちゃんを抱きかかえて、洋服ダンスの所へ連れて行った。アンちゃんは蛾が居ると分かった瞬間から手でちょいちょいといじり始め、スカートから無事蛾をどかすことが出来た。しかしあまりにもアンちゃんが蛾を殺す勢いで追い駆け始めたので、それでは可哀想だと感じ、窓からやっとの思いで逃がしてやった。その間に、ドサクサに紛れてシンちゃんは窓から脱走(彼は蛾に関して役に立っていない)するし、ちょっとした騒動になってしまった。
それにしても、今日ほどアンちゃんが男として素敵に思えた日はない。猫だけど男は男なんだ、と一人関心する私。そして今に始まったことではないが、虫に弱い夫にガッカリ。